睡眠において、しっかりと体を回復させるためには量より質を確保することが必要になります。これは睡眠においては、入眠してからの三時間が最も体を回復させるために効果を発揮し、その後は緩やかに体を回復させるように働くからです。そのため、疲労を回復しようと、眠る時間を多くしたとしても、最初の三時間を経過したのならば、回復力が低下しているために、それほど疲労に対しての効果を発揮することは無いのです。しかし実際には長時間眠らなければ疲れが取れない、ということが引き起こされてしまうことになります。このようなことを解消するためには、しっかりと質を向上させることが必要になるのです。
良質な眠りを行うためには、メラトニンの分泌が不可欠です。このホルモンがしっかりと分泌されることにより、眠気が催されることになります。不眠症の場合には、このホルモンの分泌量が少なくなっているために、なかなか眠気が催されることが無く、寝つきが悪いという状態が続いてしまうことになるのです。
メラトニンは睡眠に必要ですが、光に弱いという性質があります。そのため分泌を妨げないようにするためには、就寝前には光の強い物を避けなければなりません。なのでテレビや携帯電話などを就寝直前に使用することを避けることが必要です。